アルマンブログ

こんにちは小浦方です。

さて、Mr.Alumanと言えば名が表す通りそのキャスターや接続アタッチメントを除く全てがアルミの部材を使った商品となっております。
以前もMr.Alumanのアルミについて説明させていただきましたが（Mr.Alumanのアルミってどんなアルミ？）今回もまたアルミについて説明させていただきます。
先回はMr.Alumanに使われている【6N01系】と呼ばれるアルミについて説明いたしましたが、今回はアルミそのものについて説明したいと思います。

アルミの原料はボーキサイトと呼ばれる鉱石で、ボーキサイトを精錬していくことでアルミニウムが作られます。
【ボーキサイト】

このボーキサイトという鉱石は地殻に含まれる物質で三番目に多い物質と言われており、地球上でもかなりありふれた物質です。また、金属アレルギーを起こしにくい金属としても知られています。
またご存知の通りアルミはリサイクル性に優れている素材で、なんとアルミ缶一つリサイクルすると元のアルミ缶の97％までリサイクルできるのです！

特性としては、軽く錆びない。
また、意外かもしれませんが電気を良く通すのがこのアルミニウムです。実は、高電圧の送電線等の多くはアルミで出来ているのです。
さらに、熱伝導率が高い（温まりやすく冷めやすい）という特性もあるため、一時期アルミ製の鍋が流行った時期がありましたね。
ただ、アルミの鍋で料理すると底が黒くなっちゃうんですよね…
実はあれ、錆びやコゲではなくアルミの特性である酸化被膜と呼ばれるアルミが自分の身を錆から守るために作ったバリアのようなものなので害はありません。
（ちなみに、黒くなってしまったなべ底を落とすにはレモンなどを輪切りにしてしばらくすると黒ずみを落とすことが出来ます）
黒くなると言うことで昔ほどアルミの鍋は流行ってはいないようですが、今ではその熱伝導率の高さを活かしてパソコンの放熱フィン等の熱を逃がす装置という形で活躍しています。

軽さにおいては、実に鉄の1/3程度の重さしかありません！
これは10kgの鉄のダンベルと同じ形のものをアルミで作ると3.5kg程度にしかなりません。
また、歪みにも強いためMr.Alumanの様に棚として使用するのにとても向いていると言えます。

Mr.Alumanはほぼアルミの製品なので、ここに書いた特性を兼ね備えています！アルミの特性を知ったうえで、何に使えるか考えてみてはいかがでしょうか？

以上、小浦方でした。