アルマンブログ

シルバーマウンテン

2015.12.10

こんにちは。
アルミ製オーダー収納「ミスター・アルマン」店長のJunJunです。

さて突然ですがこれはなんでしょう?

アルミ山A

ビーズの山?砂銀???・・・・実はこれはAluman工場で出てくるアルミニウムの切粉です。お客様のご要望に応じてオーダーメイドしているとアルミ材を切断するという工程が必ず発生してきます。切粉はパラパラしており、軽いですので様々なところへ飛んでいきます。当然、目に入ると危険ですので作業中は保護メガネの装着を義務付けています。
靴の裏にも付着しやすいですので、気を付けないと会社内がアルミの切粉だらけになってしまいます。

アルミ山B

また、この切粉は神出鬼没でびっくりするような所からでてきたります。家に帰り着替えをすると靴下の中からでてきたりしますし、入浴する際にお腹に付いていたりします。アルミを多く扱っているとアルミを産める身体になったのかと錯覚すらします。。

でも、このアルミの切粉は大変危険な一面もあります。例えば、このアルミの切粉の山に火をつけようとするとどうなるでしょう。。切削油も含んでおりますので”パチパチ”と一気に燃えあがります。
 また、もっと細かいアルミ粉(粉じん)は金属のなかでも燃焼熱が大きくかなり酸化しやすく可燃物に入り危険です。酸、水、アルコール、酸化剤などに触れると爆発を起こす場合があります。 そのため、アルミニウム粉の火災には水をかける事は禁忌とされています。また、この粉末が拡散すると、粉塵爆発をおこすことがあり危険ですので日本の消防法では150 µmの網ふるいを通過する量が50 %を超えるアルミニウム粉末を第2類危険物と定めています。

アルミは軽くて非常に優秀な金属ですが、細かくなっていけばいく程どんどん危険度は増していきます。取扱いには十分注意が必要です。
(by JunJun)

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