アルマンブログ

新潟大学フォーミュラプロジェクト

2017.02.24

こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納ラック「ミスター・アルマン」店長のJunJunです。

インターネットを通じてアルミ製収納のオーダーメイドシステムを展開させていただいており、地道にサービスの周知、育成に日々奮闘をしています。収納家具がオーダーメイドできるという概念が従来にはないのでサービスを如何に認知していただくことができるかが課題となっています。。。

さて、今回はミスター・アルマンを運営する株式会社シンドーが協賛しているプロジェクトについてのお話です。
そのプロジェクトとは「新潟大学フォーミュラプロジェクト」です。このプロジェクトは、毎年9月に行われる全日本学生フォーミュラ大会に参加することを目的として設立された団体です。
(ホームページはこちら http://www.eng.niigata-u.ac.jp/~next-fp/index.html

この全日本学生フォーミュラ大会は、750cc 以下のエンジンを使用して、フォーミュラカー(車輪とドライバーが剥き出しになっている車)をつくり、学生同士で競わせる大会です。学生が主体となって設計の段階からマシンの製作を行うことで、学生が社会のものづくりの現場で行われる企画、マーケティング、設計、製作、試験、コスト管理などの活動を経験することができます。そして、それらの総合力を競うことで、より実践的な教育を果たしています。
学生フォーミュラ大会は、1981 年にものづくりの実践的な教育活動の一環としてアメリカで始まりました。4 校の参加から始まったこの大会は、今では世界中から 100校を超える大学が参加する盛大な大会となり、アメリカ大会に加え、イギリス、ドイツ、オーストラリア、イタリア、ブラジルでも大会が開催されています。日本でも2003 年から開催が始まり、2017 年度には第 15 回大会の開催を予定しています。現在、80 以上の大学・専門学校のチームが参加しています。また、第 11 回大会から全日本学生フォーミュラはワールドシリーズの一戦となり、よりいっそう海外チームが参戦し、競争が激しくなると予想されます。

この取組みが素晴らしいのです!!

学生が主体となってフォーミュラカーを作るのですが、毎年毎年コンセプトが違うマシンを学生達が考えて企画するのです。マシンに使用する部品も学生が設計し部品製作も学生が行うのです。当然、性能試験等も行います。またコスト管理も考えながら製作するのです。まさに企業顔負けの実践的なモノづくりの取組みが学生の段階で経験できるのです。
そしてさらに素晴らしいのは、この取組みや自分たちの活動を一般の企業にプレゼンテーションし共感していただける企業から材料などの協賛をしてもらっている点です。ベンチャー企業の資金集めにも通ずる取組みです。

簡単に言えば「私達はフォーミュラカーを作るこの実践的な取組みを通じてモノづくりの知識やノウハウを習得し、さらには先輩やチームメイトと協力し一つの目標に向かう中で経験できる人間性を高める取組みを一生懸命にしています。どうか、応援してくれませんか?」ということです。まさに大絶賛の取組みです!!!

学生にとって一般企業に訪問し自らの取組みをプレゼンし協賛を得るということはすごく勇気のいることです。その勇気と熱意に共感し弊社も縁があり昨年の2016年から部品材料の協賛をさせていただいております。
2017年も申し出があり喜んで協賛させていただいております。ちなみに今年はエンジンのマフラー部に使用するステンレス鋼管を複数本、協賛させていただいております。

そして本日は、その取組みを直接拝見させていただく機会をいただいたので新潟大学工学部まで訪問させていただきました。

1去年の実績報告書です。去年は少し成績を落としてしまったとの事でした。

2今年のプロジェクトリーダーのO君(左)と去年のプロジェクトリーダーのM君(中央)と私です。

3今年のマシンのコンセプトと設計概要の説明を受けています。

4弊社の提供材料が何処に使用されるのかの説明です。マフラー部に使用されるとの事です。

5設計図を見て実際に部品加工を行っています。実践的でとても楽しそうでした!

6加工が完了した部品類です。5月のマシンアップに向けこれからが本番とのことでした。

7プロジェクトの他にも新規ビジネスモデルの企画等も行っているとの事でディスカッションをしました。

8記念撮影です!学生さんのすごく楽しそうで良い笑顔がとても印象的でした!!

まぁ、とにかく訪問してすごく良かったです!!!!とても良い刺激をいただきましたし、初心を思い出しました。
何より良かったのは学生さん達がすごく一生懸命で楽しそうに笑顔をもって活動していた姿でした!!
その姿は私もすごく嬉しかったですしとても眩しく感じました。。。。

対応していただいたプロジェクトリーダーのO君は指導をしていただいている先輩に感謝の念を持って応えていましたし、先輩リーダーのM君はその後輩を誇らしいと満面の笑みで語っていました。。チーム内の関係性がすごく良い印象でした。。私も見ていて本当に嬉しかったです!
また、プロジェクトリーダーのO君はリーダーとしてチームスタッフを動かしていく難しさを実感しているとも仰っていました。社会に出ても同様の事は起きてくると思いますが今回の経験が必ず活きてくるんじゃないかなと思います。。。

また来年も、もしこのような機会があったら弊社自部門スタッフにも是非訪問して刺激をもらって欲しいなと感じました。。
通常業務の100倍の価値があると思います!
本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。ありがとう!!!

このような取組みを学生時代に経験できることは社会にでても必ず役に立つと思いましたし価値ある貴重な財産になると思います。
大会での結果は一つの目標にはなるかもしれませんが、そこに向かっていく過程がものすごく尊いものであると思います。
今後の活躍に期待したいと思いました!

私も学生の頃、このような取組みを経験できていたなら、また違った視界が広がったのかもしれないなと少し残念に思いました・・。

・・しかし、私共も学生さんに負けてはいられません!

学生さんに負けずに・・・・・・頑張れ!アルマン!

(by JunJun)

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