アルマンブログ

Mr.Alumanのポリカーボネート

2016.12.05

こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納ラック「ミスター・アルマン」スタッフの小浦方です。

さてコチラMr.Alumanで使われている樹脂パーツです。

当ブログでも何度か紹介させていただいていますが、材料はポリカーボネートを使用しています。
ポリカーボネートと聞いて、なんとなーく聞いたことあるな?という人もいるかもしれません。
知ってる知ってるポリカでしょ?と思った方は車好きだったり模型好きだったりするかもしれません。
今回はなんとなーく聞いたことあるな?の人のためにポリカーボネートの特性についてお話したいと思います。

【ポリカーボネートの特性】
ポリカーボネートといえばやはりその強度がよく注目されます。
たとえばコチラ

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以前当ブログでご紹介いたしましたMr.Alumanの樹脂を車で踏みつけてみたものです。
コチラのフェイスブックページから動画もご覧いただけます
先輩方には「象が踏んでも壊れない~」のCMに覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?あの象が踏んでも壊れない筆入れの樹脂こそ、ポリカーボネートだったのです。
特別強靭な樹脂がわかっていただけたでしょうか。

ポルカーボネートの特徴は強靭さだけでなく、その耐燃性にも注目されます。
樹脂といえば燃えやすいイメージかもしれませんが、ポリカーボネートは自己消火性です。
自己消火性とは、火に曝されている間は燃焼するが火を放すと自己消火するという特性のことです。
樹脂の種類には大変燃えやすく、一度火が付くと燃え尽きるまで燃焼を続けるものがありますが、ポリカーボネートは自己消火性といった特性を持っているので耐燃性が高いといえます。

また、ポリカーボネートは透明性に優れていてアクリルと並んで有機ガラスと呼ばれるほど、ガラスに近い透明度を持っています。

【ポリカーボネートがどんなところに使われているか】
そんなポリカーボネートがどんな場面で活躍しているのか。
一番わかりやすい例としては、信号機に使われているのがポリカーボネートです。

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信号機にポリカーボネートを使用するのはとても理に適っていて、先述の通り透明度が高いためランプの光がよく見え、強度が高いため何かがぶつかって割れるという事が少ないのです。
ニュース等で倒れた信号機を目にすることはあるかと思いますが、信号機のポリカーボネートが割れ、中のランプが露出しているのを見たことがある人はあまりいないと思われます。
信号機は設置されてから雨風に曝され、飛来物がぶつかることもあるような環境下で使用されるものですが、その中でもガラスのような透明度を持ちながら非常に強度が高い優れた素材なのです。

【そんなポリカーボネートを使用しているのがMr.Alumanなのです】
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Mr.Alumanはポリカーボネートだけでなく、アルミにも強度・特性にこだわった素材を使用しています。
こだわりの一品であるMr.Alumanの魅力についていくらか伝わったでしょうか。伝わっていたのなら幸いです。

以上、本日は【Mr.Alumanのポリカーボネート】について小浦方がお伝え致しました。
次回の更新も、ぜひご覧ください。

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