こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納ラック「ミスター・アルマン」店長のJunJunです。
インターネットを通じてアルミ製収納のオーダーメイドシステムを展開させていただいており、地道にサービスの周知、育成に日々奮闘をしています。収納家具がオーダーメイドできるという概念が従来にはないのでサービスを如何に認知していただくことができるかが課題となっています。。。
・・・さて5月も3分の1が過ぎました。私自身、バタバタしているせいか、思うようなお仕事ができておらず眉間にシワが寄っているような感覚です。う~ん、よくありません。。
そんな中、ちょっと勇気づけられるお話がありましたので、ちょっとご紹介させていただきます。
ちょっとお付き合いくださいませ。。
日本全国にはいわゆる障がい者と呼ばれる方は700万人以上いらっしゃるそうです。これはあくまでも障がい者手帳を取得されている方の数字で潜在的にはもっといらっしゃる可能性があります。その中で実際にお仕事をされている方は1割にも満たないそうです。
障がい者さんを企業が受け入れる法定雇用率は現在2%です。つまり50人従業員がいる企業なら1名、100人なら2名、1,000人なら20名ですね。そんな中で従業員80人中、60人が障がい者さんという企業があります。実に約八割が障がい者さんなんです。
有名なお話なので知ってる方もたくさんいられると思いますが、東京にある「日本理化学工業所」さんという学校の黒板などで使うチョークを作っている創業80年以上の会社さんのお話です。
・・きっかけは60年近く前に特別支援学校の女生徒2名の実習を受け入れた事だったそうです。当時就職できない障がい者さんは福祉施設に入って生涯を過ごさなくてはならず、せめて一生に1度でも働く経験をさせてあげたいとの想いで支援学校の先生が「日本理化学工業所」さんに頼み込んで2週間の実習が実現したとの事です。
・・作業はチョークの箱のシール貼りです。その女生徒さん達は作業をすごく楽しそうに、そしてとても一生懸命にされたそうです。その2人の女生徒を見て、実習の終わる直前に他の健常者の従業員さん達から、このまま15歳で親元を離れて施設に入るのはかわいそうです。自分たちが面倒を見ますから雇ってあげてください、と社長さんにお願いしたそうです。
・・当事、社長で雇用主である大山現会長は会社であくせく働くよりも施設でのんびりした方がよさそうなものだと不思議に思われていたそうですが、あるとき禅寺の住職さんにその疑問を問いかけたところ、住職さんはこのように仰ったそうです。
・・人間の究極の幸せは4つあります。
1つは、人に愛されること、
2つは、人にほめられること、
3つは、人の役に立つこと、
4つは、人に必要とされること、の4つ。
そのうち後の3つは働くことで得られるものです。福祉施設では味わえません」と仰ったそうです。
・・それ以降「日本理化学工業所」さんは障がい者さんの大量雇用に踏み切ったということですが、中小企業だったからこそできたとも仰っています。
日本理化学工業所株式会社さんのホームページは ⇒⇒⇒ こちら
人間の究極の幸せは健常者も同じだと思います。このお話は働くことは幸せなことなんだと教えられます。逆に感謝すること、ほめることで人を幸せにできるということでもあると思います。
人間は忘却の動物だと言われます。忘れる事で生きられるとも言われますが、
でも本当に大切な事は忘れずに、常に心持ちの中に持っていたいですね。。
私自身、ちょっと勇気をもらったお話でしたのでご紹介させていただきました。。。
働く事の幸せと周囲の方への感謝を忘れずに・・頑張れ!アルマン!
(by JunJun)