アルマンブログ

これからの事

2017.09.07

皆様、こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納棚「ミスター・アルマン」スタッフの小林です。

さて、突然ですが皆様は「老後」についてどの様にお考えですか?

先日、現在開発中の商品の参考や撮影の為に介護用品店に伺いました。
車椅子・手すり・杖・スロープ・電動ベッド等、普段目にしないものが多く売っていたのですが、私には現状介護状態の身内はいませんし、私自身も健康なので、今まではなんとなく「まだ自分には関係ないな」と思っていました。

介護の話になると、高校生の頃に保健か家庭科の授業で、「老人になったら肉体的にどういう状態になるか?」という授業があった事を思い出します。
白内障の眼鏡を掛けたり、関節を固定したり、重りを付けたりと、老人の感じている感覚を身を以て体験するという授業だったのですが、当時は「本当に自分の体がこんな風に衰えていくんだろうか?」と、あまり真剣には考える事が出来ませんでした。
「今まで出来ていた事が出来なくなっていく」という事を、進んで想像したくなかったという事もありますが、自分の事の様に考えるのは中々難しいですよね。
しかし、いつかは両親も歩けなくなっていくのは確実ですし、その次は自分自身が当事者になるのです。
必ず来る事が分かり切っているので、そうなった時に身内や他人に迷惑を掛けない様にしたい、と準備をしておく事はできるかもしれません。
30代を迎えて子供が出来てから、ようやくこういう事を少しづつ考える様になりました。

 

話は変わりますが、最近「働き方改革」という言葉を聞く様になりました。
【厚生労働省のHP】には下の様にあります。

―「働き方改革」は、一億総活躍社会の実現に向けた最大のチャレンジであり、日本の企業や暮らし方の文化を変えるものです。厚生労働省では、女性も男性も、高齢者も若者も、障害や難病のある方も、一人ひとりのニーズにあった、納得のいく働き方を実現するため、「働き方改革」の実現に向けて取組を進めていきます。―

推測ですが、昭和の時代は三世帯家族・専業主婦・多子の家庭が多数派であったと思います。
しかし現代は核家族・共働き・少子が多数になってきています。
昭和では可能だった長時間労働を支えていた、数値上不可視の「バッファ(緩衝材の意、ここでは家族や時間)」が現代では無くなってしまっているのです。
家族形態の変化と労働人口率の低下による人手不足を踏まえ、1人当たり労働効率を上げましょう、という事で上記の「働き方改革」が言われる様になったのだと思います。
外国の方から見ると、日本は移民等の民族労働問題も無く人口減少し続けるなら、むしろ業務効率化の実現に適している国だと言われている様ですので、今なら効率化を進めやすいのかもしれませんね。

「老後」「働き方」、これらはミスターアルマンと関係無い様ですが、私には全てつながっている様に見えます。
アルミを使用した軽量な製品であれば力の弱い老人にも扱いやすく、特殊な形状の介護用品に合わせたオーダーメイドの収納棚を作る事も可能です。
そして注文ごとにサイズ・形状の異なるアルマン達を生み出す受注・生産システムはごく少人数で運営されているのです。
労働人口の減少によってミスターアルマンの様なシステムは今後どんどん増加していくのかもしれませんね。

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以上、本日は【これからの事】について小林がお伝え致しました。
次回の更新も、ぜひご覧ください。

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