皆様、こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納ラック「ミスター・アルマン」スタッフの山口です。
先週末は群馬県で震度5弱、大阪府で震度6弱と、立て続けに大きな地震が発生しました。
被害に遭われました皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
そして、数ある地震被害のなかで身近かつ危険性が高いのが「家具の転倒」です。
特に本棚・食器棚といった収納家具は、重くて自力で動かせなかったり、
収納物が落下・破損したりと事態が深刻化しやすいのです。
実際に昨日も本棚やたんすの下敷きになった方が命を落とすという悲しいニュースがありました。
直接体を押しつぶされることがなくても、倒れた家具が避難経路を塞いでしまうという問題もあります。
そのような被害を防ぐためにも、現在私たちができる対策について、以下のようなものがあります。
(参考:NHK そなえる 防災)
①家具を置く場所・向きを工夫する
廊下や出入り口、ベッドなど、通路や寝ているところに家具が直撃しないよう、離れた位置に家具を設置します。
また、テレビや植木鉢など、載せている物が窓ガラスにぶつかってしまう恐れのある場所に設置するのも危険です。
場所を変えることが難しい場合は、家具の向きを変えるだけでも被害の軽減につながります。
②収納する物と置き方を工夫する
収納物は重い物を下の段に、軽い物を上の段に置くことで、重心が低くなり家具がより倒れにくくなります。
食器など壊れやすい物は、普段から扉付の棚に収納しておくとより安心です。
③転倒防止・落下防止グッズを活用する
家具の転倒防止に関しては、底に敷くストッパータイプや天井から押さえつけるつっぱり棒タイプ等がありますが、
一番効果が高いとされているのが、壁にネジ止めできるL型金具です。
しかし、賃貸などの理由で壁へのネジ止めができない場合は、ストッパー式とつっぱり棒式の二つを組み合わせれば同レベルの効果になるそうです。
また、収納物の落下に関しても、引き出しや扉に取り付ける飛び出し防止グッズや、オープンラックに取り付ける用の落下防止器具があります。
ちなみにMr.Alumanでは、シェルフを注文する際に一緒に「転倒防止金具」を購入することができます。
こちらはシェルフの支柱を2ヶ所壁にネジ止めできるもので、
付属のアンカーを使用すれば石膏ボードの壁にも取付けが可能です。
しかし、収納物の落下についてはオープンラックという構造上、地震対策に不向きであることは否めません。
その点も含めて、より安心してお使いいただける商品をお届けできるよう、我々開発スタッフは今後も精進して参ります!
【理想の収納棚を1㎜単位で実現:アルミ製オーダーメイドラック「ミスターアルマン」】
以上、本日は【知っておこう!収納家具の地震対策】について、山口がお伝え致しました。
次回の更新も、お楽しみに♪