お疲れ様です。Mr.Alumanスタッフの小浦方です
<アルミは錆びるのか?>
さて、皆様はアルミが錆びるか錆びないか、どちらかわかりますか?
ほとんどの方が錆びないと思っているかもしれませんが、実はアルミも錆びるのです!
とは言え、アルミの錆びは鉄のような赤茶色の錆びでは無く「白錆」と呼ばれるその名のとおり白色の錆がアルミの錆なのです。
お手元に1円玉をお持ちの方は見てください。白くかすんでいるかと思います。実はその状態こそがアルミが錆びている状態なのです。
実はこの白錆も悪いものではなく、鉄の錆は一度発生するとどんどん広がってしまい最後にはぼろぼろになってしまいますが、アルミの白錆は「酸化被膜」と呼ばれるもので、錆が広がっていくのを防いでくれるのです。
絵にするとこんなイメージです。
ちなみにこの白錆ですが、非常に薄いもの(2nm)なので研磨剤などで削ってきれいにする事が出来ます。
ただし、アルミニウムは削り取った瞬間からすぐに表面に被膜を作っていくので削り取るのはあまり効果がありませんし、おすすめしません……
<そもそもアルミってツルツルしてない?>
さて、皆様はアルミと言えばツルツルピカピカのモノを思い浮かべるかもしれません。
何を隠そうMr.Alumanもツルツルピカピカのアルミ製品です。
実はこれ、表面に「アルマイト」という加工を施しているためツルツルピカピカになっているのです。
アルマイトは絵にするとこんな感じです。
アルマイト加工では酸化被膜を成長させて、被膜自体の硬さと光沢を得る加工です。被膜自体の硬度があると傷が付きにくくなり、製品を傷から守ってくれるのです!
Mr.Alumanもアルマイト加工を施しているため、いつまでもツルツルピカピカを保てると言うわけですね!