こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納棚「ミスター・アルマン」スタッフのGです。
この「ありがとうプレイス」はMr.Alumanに携わっていただいているお客様をはじめとする様々な方に感謝の想いを発信していく場です。
当然のことながらMr.Alumanの運営は多くの方々のおかげで成り立っています。
そういった方々に感謝の想いを伝えたいということです。「ありがとう!」と言われて嫌な思いをする方はいませんよね。
そんな感謝の想いの中でお仕事をしたい・・・そんな想いが詰まっています・・・
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入社したての頃の、印象に残っている出来事があります。
そのとき、先輩2人が倉庫の中で作業をしているところにお供させてもらっていました。一人の先輩がパレットに高く積んだ荷物をハンドリフトで押して移動させています。工場の中は四方八方に荷物が置いてあるので、押している荷物がそれらにぶつからないようにもう一人の先輩が向かい側に立って案内をしていました。2人の人間が向かい合い、一人は荷物を押していてもう一人がバックしながら案内している状態です。
その状況を客観的に見ていた私は、あることに気づきました。
案内している人が、荷物を押す人から見た方向で指示していたのです。つまりその時、「もう少し右だよ!」と当たり前のように言っている“右”とは、向かい合って指示している人にとっては”左”なのです。
この出来事から考えたことがあります。それは「自分が荷物を押す人だったら、案内する人の気遣いに気づくことができたか」ということです。
社会に出てから人の気遣いによる恩恵を受ける機会がより増えましたが、自分がそれらすべてに気づいて感謝できているとは自信をもって言い切れないことに気づきました。
他人が自分の事を考えてまでする行為というのは大きなエネルギーと価値を持ったものだと思います。気づこうともせずにその恩恵をただ浴びているだけでは、してもらう側の姿勢として礼儀の良いものではないと感じました。
研修で梱包の作業をしているときに同じ作業をしている先輩が、包装袋を私がやりやすい向きに用意されていたことがありました
先輩のパソコン作業を引き継ぐ際、データ内の完了してない箇所にわかりやすく印をつけてくださったこともありました
ペンを貸していただくときにわざわざアルコール消毒してから渡してくださったこともありました
そのようにこれまでに気づいた気遣いも見過ごしてしまった気遣いも、それらの恩恵の上に自分が成り立っているのだと思うと、改めて周りの方々への感謝の思いがこみ上げてきます。
人の気遣いに気づき・感謝しようと意識することは、自分自身の視点や考え方を増やすことにも繋がるように思います。
冒頭の話でいえば、「向かい合っていると左右の認識が逆になる」ということを意識するようになったり、あるいはあえて「そっちから見て右だよ」という指示をした方がよりお互いの認識のズレが起きづらいということに気づいたりします。
人の気遣いに気づき感謝することで得られる思考・学びを、自分が気遣いをする時にも活かせる行動をしていこうと決意しました。