こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納棚「ミスター・アルマン」スタッフのSです。
この「ありがとうプレイス」はMr.Alumanに携わっていただいているお客様をはじめとする様々な方に感謝の想いを発信していく場です。
当然のことながらMr.Alumanの運営は多くの方々のおかげで成り立っています。
そういった方々に感謝の想いを伝えたいということです。「ありがとう!」と言われて嫌な思いをする方はいませんよね。
そんな感謝の想いの中でお仕事をしたい・・・そんな想いが詰まっています・・・
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数年前、スーパーに食材の買い物に行った時のお話です。何日か分の食料をどっさりと買い、店を出て車に詰め込んだ時にふと気づきました。
「あ、牛乳買い忘れた・・・」
めんどくさいなと思いつつも家族から頼まれていたものだったということもあり、もう一度店内に戻り牛乳だけを手に取りレジに並びました。
夕食の買い物時で混雑しており、レジにも数人の行列ができていました。
効率の悪いことしちゃったなと反省しながら列の最後尾に並ぶと、私はあることに気が付きました。
季節は夏、車の中は灼熱地獄。食材が傷んでいるかもしれません。
しかもその日はお刺身を買った日でした。私が牛乳を買い忘れたせいで家族の健康になにかあったら・・・。
たちまち焦りの念が湧いてきました。
早く進まないかなと思っているその時、ふと私に話しかけてきた方がいました。
「もしよかったらお先にどうぞ」
前に並んでいた方が、私に順番を譲ってくださったのです。
「わたし大量に買うから時間かかると思います」
よく見るとその方のカートの中にはあふれんばかりの食材がぎっしり詰まっています。
非常にありがたい気持ちを感じながら、お礼を言って前に並ばせていただくと、さらに立て続けに嬉しいことがありました。
「あ、俺の前でもいいですよ」
その前に並んでいた方も列を譲ってくださったのです。そして、
「先に買いますか?」
なんと3人目の方も私に場所を譲ってくださいました。
そうしてすぐに会計を済ませられた私は、改めてお三方にお礼を言って、急いで車に戻りました。
私に対して何か借りがあるわけでもないのに、そして見ず知らずの人に声をかけるのも勇気がいる事なのに、こうやって3人の方が連続で私に順番を譲ってくださったことに対し、心が温まるとともにそのありがたさから感謝の念が湧きました。
そして自分が同じ立場だったらどうしていただろうかと考え、おそらくそこまで気が回らなかっただろうなと反省しました。
私の勝手な想像ではありますが、おそらくあの方たちは過去に同じように、レジの順番の事ではないにしても、知らない誰かから恩を授かるような経験があり、だからこそそれをまた他の誰かに届けようと感じて行動されていたのだと思います。
この出来事を思い起こすたびに、私も誰かに気遣いができるように、もっと視野を広げたいなと感じます。
今日も一日「ありがとう」の気持ちと共に業務に励んでまいります。