こんにちは。
アルミ製オーダーメイド収納棚「ミスター・アルマン」スタッフの皆川です。
この「ありがとうプレイス」はMr.Alumanに携わっていただいているお客様をはじめとする様々な方に感謝の想いを発信していく場です。
当然のことながらMr.Alumanの運営は多くの方々のおかげで成り立っています。そういった方々に感謝の想いを伝えたいということです。「ありがとう!」と言われて嫌な思いをする方はいませんよね。そんな感謝の想いの中でお仕事をしたい・・・そんな想いが詰まっています・・・
早いものでもう12月。
「光陰矢の如し」という言葉がありますが、歳を重ねるごとに時の流れが早くなっていることを感じます。
小学生の頃には「まだかまだか」と長く感じた一週間も、大人になった今では「もう一ヶ月が終わってしまった」と焦りを感じます。
「子供の頃の感じ方と大人になった今の感じ方はまるで違うなぁ…」
年々、そんな事を思うようになってきましたが、最近、実家の隣に家を建てるために畑の工事をしました。
実家の隣には小さな家が2軒ほど建てられる程度の畑があり、子供の頃はそこでよくトンボを追いかけたり、雪だるまを作ったものでした。
また、畑のすぐ脇には、今はなき祖父が単管パイプを組んで作った農舎がありました。
農舎内部は単管パイプが剥き出しで、子供の頃はそこでよくサスケごっこをして遊んだものでした。
家を建てるにあたり、畑の工事とともに農舎を取り壊し、少し離れた場所に新しい農舎を建てることになりました。
新しい農舎にする際、全て新しい資材で建てる選択肢もありましたが、幸いにも祖父が業者も絶賛するほど農舎を上手に建ててくれていたため、単管パイプは大きな歪みもなく再利用できると言われました。
ただ、その単管パイプはもう何十年も経っていて、見た目にも年季が入っていることがすぐにわかります。ですが、それでも父は祖父が使った単管パイプをもう一度使うことを選びました。
完成した新しい農舎を見たとき、古さと新しさが入り混じった不思議な農舎に感慨を覚えるとともに、中に入るとどこか懐かしい匂いを感じました。
ーーこの単管パイプには、小さい頃に遊んだ思い出が詰まっていて、祖父が生きていた証でもある。
子供の頃、祖父のことは口うるさくて厳しくて怖い人だと感じていました。しかし、大人になった今、感じ方はまるで違います。
先祖が残してくれたものがあるからこそ、今の自分は生きていられる。そう思うと、尊敬と感謝の念しかありません。
ありがとう、じいちゃん。
余談
農舎を施工してくれたのは株式会社久保組なのですが、奇遇なことに弊社の写真撮影も株式会社久保組のサイエンスホーム新潟県央店ご協力のもと、撮影させていただいたことが何度もあります。この場をお借りしてお礼申し上げます。
縁というものは、どこでどうつながるものかわからない生き物のようなもので、大変驚きました。
先祖から受け継がれてきた縁もあれば、社会と共生していく中でつながる縁があることを感じました。ひとつひとつの縁に感謝し、大切していきたいと思います。