皆様、こんにちは!
アルミ製オーダーメイド収納ラック「ミスター・アルマン」店長の山口です。
この「ありがとうプレイス」はMr.Alumanに携わっていただいているお客様をはじめとする様々な方に感謝の想いを発信していく場です。
当然のことながらMr.Alumanの運営は多くの方々のおかげで成り立っています。
そういった方々に感謝の想いを伝えたいということです。
「ありがとう!」と言われて嫌な思いをする方はいませんよね。
そんな感謝の想いの中でお仕事をしたい・・・そんな想いが詰まっています・・・
最近は新型コロナウイルスの感染に対する恐怖や、外出自粛のストレス・疲れで、
もしかしたら少し心が荒んできてしまっている方もいるかもしれません。
また、私個人としても前回のありがとうプレイスでは重めの話を続けてしまったので、
今回はちょっと気分を切り替えて、心が温まるエピソードを紹介したいと思います。
・・・これからお話しするのは、美容師として働いている叔母が教えてくれたエピソードです。
美容師というと、技術はもちろんですが、いかにお客様に満足して帰っていただくか、
また来たいと思っていただけるかといった、いわゆる接客スキルも重要視される職業です。
叔母も例外ではなく、おもてなしに関しては人一倍気を配っているので、お店には多くの常連客がいるそうです。
その常連客の一人に、だいたい80歳くらいと思われる、お年を召した女性の方がいらっしゃいました。
叔母はそのお客様にも普段と変わらず丁寧な対応で髪のセットを行いました。
そしてセットが終わり、彼女に鏡を見せると、途端に
「ばぁかいいねぇ~、ばぁかいいねぇ~」
(すごく素敵ねぇ~、すごく素敵ねぇ~)
と繰返しながら大喜び。さらに両手を合わせながら、
「感謝、感謝。」
と頭を下げたのです。
ちょっとお礼にしては大げさに見えますが、彼女はお店に来るたびにこのように深々と感謝を述べてくださるそうです。
叔母は「むしろお店に来ていただき、ここまで感謝の気持ちを伝えてくれることの方がありがたい」と感じると同時に、
「きっと長い人生の中で様々な経験を積み、常に自分が誰かのおかげで生きていることを忘れずに生きてきたのだろう」
と感慨深く思ったそうです。
これは聞いていただけの私も、強く心を打たれたエピソードでした。。
人は誰しも、誰かに助けてもらったりサービスを受けた時は感謝の気持ちが浮かぶものだと思います。
ですが、大抵は照れくささ、もしくは面倒くささからその気持ちは表にあらわれません。
でも、それをただ一言でも言葉に出したり態度にあらわせば、想像以上に相手や周囲の方の心は豊かになるのです。
最近のSNSでは、新型コロナウイルス感染拡大の危機に関して、
「国の対応が遅いせいで…」「外出禁止を守らない人がいるせいで…」など他人を責める投稿が相次いで見られます。
それはきっと不安感からくるものでしょう。状況が状況なので仕方ないとも言えます。
しかし、危機感を持つということは、不安におびえ不満や文句を垂れ流すことではありません。
まずは自分自身と周りにいる大切な人達を守るための行いを徹底し、
もし誰かを守るために行動を起こしたいという人がいれば、応援・手助けできることが理想です。
ネガティブな心持はネガティブな行動につながってしまいますが、
ポジティブな心持はポジティブな行動を生み出す原動力になるのです。
…私自身、いつも助けてもらっている身なので偉そうなことは言えないのですが、
この事実を忘れることなく危機を乗り越えていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、Mr.Alumanを、そして私達アルマンスタッフをよろしくお願いいたします。