ポリカーボネート(英: polycarbonate)は、熱可塑性プラスチックの一種で様々な製品の材料として利用されています。ポリカ、PCと省略されることもあり、アクリル樹脂などと共に有機ガラスとも呼ばれることもあります。
透明性・耐衝撃性・耐熱性・難燃性・寸安定性などにおいて高い物性を示します。耐衝撃性は一般的なガラスの250倍以上といわれています。
エンジニアリングプラスチックの中でも平均して高い物性を示す樹脂であり、かつ透明性をもつために光学用途にも使用でき、航空機・自動車など輸送機器、電気・電子光学・医療機器、防弾ガラスの材料などに広く用いられています。機械的強度も優れているので力のかかるプラスチックねじで最も多く使われている材料でもあります。
サンスター文具は本材料で作った筆入れ「アーム筆入れ」の頑丈さを、「象が踏んでも壊れない」というキャッチコピーのテレビCMでアピールしたほど、高強度を誇る樹脂になります。